禁煙治療
名古屋循環器科・内科では、禁煙治療を行っています。(保険診療)
禁煙治療の種類
A)α4β2ニコチン受容体部分作動薬(チャンピックス錠)
B)ニコチン製剤(ニコチンパッチ)
上記の2種類があり、共に保険適応となっています。
患者様に薬剤の作用機序、特徴(長所・欠点)をご説明のうえ、いずれかの薬剤を選択していただき、処方いたします。
A)チャンピックス錠(α4β2ニコチン受容体部分作動薬)
禁煙治療の対象
- 直ちに禁煙しようと考えていること
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上であること
(クリニック受診時にテストを行ないます)
- ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
- 禁煙治療を受けることを文書により同意していること
以上の4つの条件に全て該当した方です。
禁煙治療のプログラム
禁煙治療は、初回診察に加えて、服薬開始2週間後、4週間後、6週間後、8週間後、10週間後、12週間後の6回の再診で構成されています(12週間合計7回の診察)。
初回診察
- 喫煙状況の問診
- 禁煙の準備性に関する問診
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)の実施
- 呼気一酸化炭素濃度測定
- 禁煙開始日の決定(禁煙宣言書に署名)
- 禁煙補助製剤(α4β2ニコチン受容体部分作動薬)の説明・処方
- 禁煙にあたってのアドバイス
- 禁煙日記の配布
再診 禁煙開始2、4、6、8、10、12週間後(6回)
- 喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診(禁煙日記参考)
- 呼気一酸化炭素濃度測定
- 禁煙補助製剤(α4β2ニコチン受容体部分作動薬)の説明・処方
- 禁煙にあたってのアドバイス
ニコチン離脱症状について
禁煙を開始するとニコチン離脱症状が出現します。離脱症状の程度はニコチン依存度により異なります。主なニコチンの離脱症状を下記に示します。
- とてもタバコが吸いたい
- 気分が落ち込む
- イライラ・欲求不満・怒りのいずれかを感じる
- 不安を感じる
- 集中できない
- 落ち着かない
- 食欲が増す
- 寝つきが悪い
- 眠っても途中で目が覚める
チャンピックス錠(α4β2ニコチン受容体部分作動薬)を使用することによりニコチン離脱症状が緩和されます。
チャンピックス錠(α4β2ニコチン受容体部分作動薬)について
チャンピックス錠は少量のドパミンを放出させ、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。
ニコチンを遮断
チャンピックス錠は脳内のα4β2ニコチン受容体に結合することにより、ニコチンの結合を妨げ、喫煙による満足感を抑制します。(拮抗作用)
少量のドパミン放出
チャンピックス錠が脳内のα4β2ニコチン受容体に結合すると、少量のドパミンが放出され、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。(作動薬作用)
チャンピックス錠の使用により65.4%の喫煙者が禁煙に成功しました。

服用方法
- 禁煙開始日を決め、その1週間前から服用します。
- 1日目〜3日目は0.5mg錠を1日1回服用
- 4日目〜7日目は0.5mg錠を1日2回服用
- 8日目に禁煙を開始します。
- 以後、毎日1mg錠を1日2回12週間まで続けます。
副作用
時に胃腸障害、頭痛、悪夢、不眠症などがみられます。
非喫煙者、妊婦、授乳婦の方はチャンピックスを使用できません。
チャンピックス錠の費用(保険適応)
7回の診察料金(クリニック)、薬剤料金(調剤薬局)の合計金額は、保険3割負担の方の場合、自己負担額が約21,000円となります。
チャンピックス錠の詳細
チャンピックス錠に関する詳細はwww.sugu-kinen.jpをご覧ください。
B)ニコチンパッチ(ニコチン製剤)
禁煙治療の対象
- 直ちに禁煙しようと考えていること
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上であること
(クリニック受診時にテストを行ないます)
- ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
- 禁煙治療を受けることを文書により同意していること
以上の4つの条件に全て該当した方です。
禁煙治療のプログラム
禁煙治療は、初回診察に加えて、禁煙開始2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の4回の再診で構成されています(12週間合計5回の診察)。
初回診察
- 喫煙状況の問診
- 禁煙の準備性に関する問診
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)の実施
- 呼気一酸化炭素濃度測定
- 禁煙開始日の決定(禁煙宣言書に署名)
- 禁煙補助製剤(ニコチン製剤)の説明・処方
- 禁煙にあたってのアドバイス
- 禁煙日記の配布
再診 禁煙開始2、4、8、12週間後(4回)
- 喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診(禁煙日記参考)
- 呼気一酸化炭素濃度測定
- 禁煙補助製剤(ニコチン製剤)の説明・処方
- 禁煙にあたってのアドバイス
ニコチン離脱症状について
禁煙を開始するとニコチン離脱症状が出現します。離脱症状の程度はニコチン依存度により異なります。主なニコチンの離脱症状を下記に示します。
- とてもタバコが吸いたい
- 気分が落ち込む
- イライラ・欲求不満・怒りのいずれかを感じる
- 不安を感じる
- 集中できない
- 落ち着かない
- 食欲が増す
- 寝つきが悪い
- 眠っても途中で目が覚める
ニコチンパッチ(ニコチン製剤)を使用することによりニコチン離脱症状が緩和されます。
ニコチンパッチ(ニコチン製剤)について
ニコチンパッチは、ニコチンを含んだ貼り薬で、体に貼ることによりニコチンが皮膚の毛細血管から吸収されます。それにより禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感が軽減します。
ニコチンパッチには、ニコチネルTTS30(ニコチン含有量52.5mg)、TTS20(同 35mg)、TTS10(同 17.5mg)の3種類があります。
ニコチンパッチの使用により禁煙の成功率が高くなります。
使用方法
- 禁煙開始日を決めます。
- 最初の4週間はニコチネルTTS30を1日1枚貼付
- 次の2週間はニコチネルTTS20を1日1枚貼付
- 最後の2週間はニコチネルTTS10を1日1枚貼付
副作用
時にパッチを貼った部位の皮膚の発赤や痒み、悪夢、不眠症などがみられます。
非喫煙者、妊婦、授乳婦の方はニコチンパッチを使用できません。
ニコチンパッチの費用(保険適応)
5回の診察料金(クリニック)、薬剤料金(調剤薬局)の合計金額は、保険3割負担の方の場合、自己負担額が約13,000円となります。
ニコチンパッチの詳細
ニコチンパッチに関する詳細はwww.nicotinell.jpをご覧ください。